
← ウェンズデイ・ホリデイ | WEDNESDAY HOLIDAY26 aug · 34 min
#171「エンタメが描いてきた理想の家族とは?三宅香帆さんと深掘る、パートナーシップと働き方の変遷」(ゲスト:文芸評論家・三宅香帆)
<p><strong>◆#171「エンタメが描いてきた理想の家族とは?三宅香帆さんと深掘る、パートナーシップと働き方の変遷」(ゲスト:文芸評論家・三宅香帆)概要</strong><br>#171のゲストは、文芸評論家・三宅香帆さん。今回は新刊『「夫婦」不在社会』を手がかりに、パートナーシップと働き方の関係について考えます。</p><p>かつてのドラマやアニメには、外で働く父親と家庭を守る母親という姿が多く描かれてきました。向田邦子作品に見られる昭和のホームドラマ、朝ドラ、『サザエさん』や『クレヨンしんちゃん』。印象的なのは、物語が単に時代を映すだけではなく、私たちが「こんな暮らしがいい」「こういう家族になりたい」と思うためのモデルにもなってきた、ということ。堀井さん自身も、共働きで忙しく働く母親を見て育ちながら、家庭で子どもを迎える母親像に憧れた経験を語ります。</p><p>また、夫婦のあり方は、企業の働き方とも切り離せません。高度経済成長期以降の日本企業は、転勤や単身赴任、長時間労働、終身雇用といった仕組みの上に成り立ってきました。その背景には、家庭のことを引き受ける専業主婦の存在が、ある種の「無償のインフラ」として前提にされていた面があります。夫が全国へ異動し、長時間働くことができたのも、家事や子育て、地域とのつながりを担う配偶者がいることが想定されていたからです。</p><p>しかし、共働きが当たり前になりつつある今、その前提は大きく揺らいでいます。キャリアを築く時期と子育てを考える時期が重なるなかで、仕事と家庭をどう両立させるのか。住む場所や転勤、家事・育児の分担をめぐり、パートナー同士で調整し続ける人も少なくありません。制度として「家庭を大切に」と掲げられても、仕事の総量が変わらなければ、その負担は結局、個人や家庭に委ねられてしまいます。</p><p>近年の物語には、役割を固定せず、仕事や子育て、自分自身の人生のあいだで揺れ動く人物たちが描かれるようになりました。そこには、誰かを支えることだけでは完結しない、一人ひとりの葛藤があります。働き方も家族のあり方も変化するいま、すべてを個人の努力や夫婦間の話し合いだけに委ねるのではなく、企業や社会の仕組みそのものをどう更新していけるのか。三宅さんとともに、その問いを考えます。</p><p><strong>◆リスナーのみなさまへお願い</strong></p><p>今回のエピソードがおもしろかった、学びがあったという方は、ぜひ番組概要欄からフォロー&評価をお願いします!また各SNSで #ウェンホリ のハッシュタグをつけて感想や意見を聞かせてください。フォームからのお便りもどしどしお待ちしています。継続的に番組を運営していくうえで、みなさんの声が指針になります!</p><p><a href="https://forms.gle/CkAymPLj6ZcZmS8u9">Podcast「WEDNESDAY HOLIDAY」お便り受付フォーム </a></p><p>番組公式Xは<a href="https://twitter.com/wednesday_hd" target="_blank" rel="noopener noreferer">こちら</a></p><p>番組公式Instagramは<a href="https://www.instagram.com/wednesdayholiday_official?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==" target="_blank" rel="noopener noreferer">こちら</a></p><p>◆タイムライン<br>(00:00) 今回のテーマは「パートナーシップと働き方」</p><p>(01:53) 三宅香帆さん、ウェンホリに2度目の登場</p><p>(05:38) 三宅さんはなぜ本を読むのが速い?</p><p>(09:57) 夫婦における役割分担はどう変わったか</p><p>(16:39) ディズニー作品の変遷から見る夫婦の不在</p><p>(19:05) 夫婦と会社は、どのように結びついてきたのか</p><p>(20:59) 「生活よりも仕事」の時代を過ごした堀井さん</p><p>(24:26) 『サザエさん』『クレヨンしんちゃん』『半沢直樹』に描かれる夫婦像</p><p>(26:18) かつて会社は「第二の家族」だった</p><p>(31:42) エンディング</p><p>◆ゲスト </p><p>文芸評論家・三宅香帆(みやけ・かほ)</p><p>1994年高知県出身。京都市立芸術大学非常勤講師。2025年、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)でにて、新書大賞を最年少で受賞。近著に『推したちとどう生きるか』(新潮新書)、『「夫婦」不在社会』(講談社)など。</p><p>◆「WEDNESDAY HOLIDAY(ウェンズデイ・ホリデイ)」とは?</p><p>週の真ん中にある水曜日は、1週間の折り返し地点。スウェーデンなどの北欧諸国では、この水曜日の夜を「小さな土曜日(Little Saturday)」と呼び、好きなことをしながらリラックスして過ごしているそうです。この北欧の習慣からインスピレーションを受けて生まれたのが、SmartHRがお送りするPodcast番組「WEDNESDAY HOLIDAY(ウェンズデイ・ホリデイ)」です。 水曜日の夜を休日のようにくつろぎながら、「よく働くってなんだろう?」を問いのコンセプトに、個人の働き方はもちろん、組織やチームのあり方、仕事を通じた社会との関わり方に至るまで、これからの"働く"の兆しを筋書きのない対話を通じて探します。</p><p>※情報は2026年8月時点のものです</p><p>Produce:SmartHR </p><p>※配信を文字で読みたい方は、UDトークをはじめとしたアプリをご利用いただくことで、文字起こしをサポートでき