私立小学校受験「絶対合格」ポッドキャスト

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第36回、親が子に授けるべき「人生の土台」と「選べる選択肢」

第36回、親が子に授けるべき「人生の土台」と「選べる選択肢」27. Sept.22 Min.

<p><strong>1. 亡き両親へ誓った感謝と「今生の使命」</strong></p><p>先日の秋分の日、私は両親と義理の父親のお墓参りに行ってまいりました。ちょうど年中さん・年少さんの授業がお休みとなる日だったため、束の間の時間を作り、日頃の感謝を伝えることができたのです。</p><p>私には、お墓の前でいつも行っている習慣があります。それは、両親へ自分の言葉で近況を「中間報告」することです。</p><p>「あなたの息子は、こちらで元気に頑張っていますよ」</p><p>そう心の中で語りかけながら、ふとこのような思いが溢れ出てきました。</p><p>「この世界で私が果たすべき役割や仕事は、まだまだ山積みになっています。ですから、当分そちらへ行くわけにはいきません。この人生での使命と役割をすべて全うした上で、いつかまた、お父さん、お母さんと笑顔で再会したいと思っています」</p><p>すでに人生の折り返し地点を過ぎた年齢ですが、私は両親に対して、この時代・この日本に生み育ててくれたことへの深い感謝を抱いています。おかげで素晴らしい人生経験を積み、かけがえのない思い出をたくさん作ることができました。感謝の思いを込めて「私を二人の子供にしてくれて、本当にありがとう」と心の中で伝えた瞬間、言葉では言い表せないほど爽やかな風が吹き抜け、胸の奥が温かい光で満たされるような感覚を覚えました。</p><p>私の覚悟は決まっています。これからも目の前の生徒たちのために全身全霊を捧げ、家族をより一層幸せにし、一日一日を勝負だと思って全力で生きてまいります。</p><p><strong>2. 親が子に授けるべき「人生の土台」と「選べる選択肢」</strong></p><p>ポッドキャストの場でこのようなスピリチュアルに聞こえるお話をするのは少しお恥ずかしいのですが、この感謝の思いは、私が日々向き合っている「子育て」の本質に深くつながっています。</p><p>本来、子供というものは、毎日の食事と睡眠が確保され、健康でありさえすれば、特別なことをしなくても自然と背が伸び、歩けるようになり、大人へと成長していくものです。しかし、せっかく授かったかけがえのない命です。私自身、様々な苦労を経てようやく娘を授かった時、「この子を社会の役に立ち、周囲から『あなたがいてくれてよかった』と感謝される立派な大人に育て上げたい」と心から強く思いました。</p><p>私自身が幼少期から受けてきた教育、そして一人の親として娘を育て上げた経験、さらに長年の幼児教育の現場を通じて辿り着いた確信があります。それは、「親の最大の役割とは、子供が将来自分の人生を自由に選べるようにするための『基礎・土台』を作ってあげることである」ということです。</p><p>子供は親の所有物でも付属品でもありません。独立した一つの人格であり、自分自身の人生を歩むために生まれてきました。だからこそ、親の価値観を押し付けるのではなく、子供が「将来こんな道に進みたい」「こんな夢を叶えたい」と思った時に、それを自由に選択し、実現できるだけの確固たる土台(レールや枕木)を敷いておくことが親の愛情だと思うのです。</p><p>子供が見る夢や思い描く将来像は、成長とともにどんどん広がっていきます。「パティシエになりたい」と言っていた子が、知識や経験を得ることで「学校の先生になりたい」「ロボットの研究者になりたい」「宇宙飛行士になりたい」と変化していくのは当然であり、実に喜ばしいことです。</p><p>例えば、将来「歯科医師になりたい」という強い夢を抱いたとします。しかし、どれほど優秀で努力家であっても、18歳時点で経済学部に進学していれば、歯学部を卒業しない限り国家試験の受験資格すら得られません。もちろん、大人になってから一念発起して大学を受け直す道もありますが、わざわざ数年間の遠回りをさせる必要はないはずです。</p><p>「可愛い子には旅をさせよ」と言いますが、愛する我が子に無駄な遠回りや苦労をさせず、夢に向かってスムーズに進める道を用意してあげたい——これこそが親心ではないでしょうか。</p><p>私自身、幼少期に私立小学校へ通っていたわけではありません。公立の小中学校、都立高校を経て大学へ進みました。しかし私の両親は、流行りのおもちゃを買う代わりに顕微鏡や天体望遠鏡、たくさんの本を買い与えてくれました。置かれた環境の中で「子供が将来、文系・理系問わず好きな道を選べるように」「本質的な教養を深められるように」と、一生懸命に選択肢の土台を整えてくれたのです。その深い愛情に、今でも心から感謝しています。</p><p>私立小学校受験もまた、決して「受験をしなければ夢が叶わない」というものではありません。公立から素晴らしい医師や専門家になった友人もたくさんいます。しかし、小学校受験という選択は、我が子により良い環境を贈り、将来の可能性を最大限に広げるための「最高スタートライン(最初の土台づくり)」としての大きな価値を持っています。</p><p><strong>3. 入試直前期をむかえるご家庭へ:勝負を分ける「普段通りの平常心」</strong></p><p>現在、小学校受験はまさにピークを迎えています。当塾(ウエルストリーム)でも、西武学園文理小学校の第一志望入試で受験者全員が見事に合格を果たし、開智小学校の入試を終え、いよいよ数日後にはさとえ学園小学校の入試が始まります。11月上旬に東京の第一志望校を控えているご家庭にとっても、非常に緊迫した時期でしょう。</p><p>直前で緊張が高まる時期だからこそ、受験生のご家族に心からお伝えしたいことがあります。それは、「試験直前だからといって、特別なことは一切せず、普段通りの生活を徹底すること」です。</p><p>過去にこのような笑えない実例がありました。試験前夜に「縁起を担ごう」と子供にカツ丼を食べさせたところ、慣れない脂分でお腹を壊し、翌朝下痢