
← 『芦田の毎日』25 Jun · 24 min
大学における〈単位制〉とは何か ― カリキュラム制と単位制とは敵対する。
大学における〈単位制〉とは何か ― カリキュラム制と単位制とは敵対する。
<p>この芦田先生のテキストは、現代の大学における<strong>単位制の起源と本質的な矛盾</strong>について、歴史的背景を交えて鋭く考察しています。もともとハーバード大学で<strong>選択科目制の導入</strong>に伴って誕生した単位制は、学生の<strong>自学自修の精神</strong>を前提としていましたが、一方で<strong>カリキュラムの体系性</strong>を損なう危うさを孕んでいました。著者は、単位を単なる<strong>交換可能な時間価値</strong>と捉える考え方が、学問を有機的な繋がりから切り離し、教育を形骸化させている現状を指摘しています。また、文部科学省が進める「単位制の実質化」には、<strong>授業時間外の学習内容</strong>を具体的に定義することが不可欠であると説いています。最終的に、単位制を単なる選択の自由としてではなく、<strong>深い学習を成立させるための時間</strong>として再解釈することの重要性を提示しています。</p><p>元記事のリンクはこちら→</p>