生命科学の冒険者

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087.【光学異性体】”右手と左手”を持つ分子を人類で初めて見つけた男『ルイ・パスツール03』

087.【光学異性体】”右手と左手”を持つ分子を人類で初めて見つけた男『ルイ・パスツール03』9 Aug29 min

パリで実験助手としてキャリアをスタートさせた24歳のルイ・パスツール。鋭い観察眼を持つ彼を待っていたのは、当時の化学界の常識を揺るがすある謎でした。

「化学式も結晶の形も完全に同じはずなのに、なぜか片方だけ光をねじ曲げる」。最先端の分析法・偏光分析によって浮かび上がった、科学者たちを悩ませた”ミッチェルリヒの謎”に、まだ無名だった若きパスツールが挑みます。武器は顕微鏡と自作のピンセットだけ。砂粒ほどの結晶を、まるで左手と右手を見分けるように一粒ずつより分けていく地道な作業の先に見えたものとは?

そして導き出された発見はあまりに常識はずれで、学会は懐疑的な反応を見せます。そんな重鎮たちを黙らせたのは、”偏光の神様”と呼ばれた70歳の物理学者ビオ立会いのもとで行われた、たった一つの再現実験でした。感動のあまり涙を浮かべて若きパスツールの手を握ったという伝説のシーンまで、分子の世界に「右手と左手」を発見した歴史的な瞬間に迫ります!

【今回のハイライト】

・5000リットルの尿から新元素発見!?錬金術師たちのぶっ飛びエピソード

・ニュートンも水銀中毒に…天才科学者たちの知られざる裏の顔

・24歳、無名の研究者が挑んだ”ミッチェルリヒの謎”

・顕微鏡とピンセットだけで見つけた”分子の右手と左手”

・学会の重鎮を涙させた伝説の再現実験

— 読む「生命科学の冒険者」 —

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