生命科学の冒険者

← 生命科学の冒険者13 sept · 38 min

092.【炭疽病ワクチン】200人が見守った公開実験、その裏にあった不都合な真実『ルイ・パスツール07』

092.【炭疽病ワクチン】200人が見守った公開実験、その裏にあった不都合な真実『ルイ・パスツール07』13 sept38 min

前回までの蚕やワイン、そしてビールの研究を通じて、パスツールは「目に見えない微生物を見分け、コントロールする」という武器を磨き上げていました。今回、その武器を携えて挑むのは、家畜を襲う恐ろしい病、炭疽病です。

しかし、その正体を突き止めたのは、実はパスツールではありませんでした。しかも、ワクチンの開発でも、パスツールより先に成果を出していた人物がいたのです。

パスツールは、ワクチンに懐疑的な農家たちから、白黒がはっきりつく「勝負」を持ちかけられます。1881年6月2日、200人を超える見物人が見守るなか、フランスの片田舎で運命の実験が行われました。 その結果は劇的なものでした。けれど、この歴史的な成功の裏には、何十年もの間、隠され続けたある事実がありました——パスツールが公に発表していた方法は、実際に使われたものとは違っていたのです。

【今回のハイライト】

・炭疽病の正体を突き止めた、無名の田舎医者との21歳差の対決

・”呪われた牧草地”の謎を解いた、意外な犯人

・パスツールに先んじて成果を上げていた、忘れられた研究者

・ワクチン懐疑派が仕掛けた、白黒はっきりつく公開実験

・200人が見守った1881年6月2日、劇的な結末

・成功の裏で何十年も隠されていた、不都合な真実

— 読む「生命科学の冒険者」 —

https://note.com/lifesciquest