
← 共同通信Podcastーニュースの裏側も、多言語学習も、経済もー27 sept. · 17 min
#240【きくリポ】「トラック運転手の人生、プライドを返せ」小熊秀雄賞を受賞した詩集『光る轍』作者は30年走り続ける女性ドライバー
#240【きくリポ】「トラック運転手の人生、プライドを返せ」小熊秀雄賞を受賞した詩集『光る轍』作者は30年走り続ける女性ドライバー
口に出せない憤りや理不尽な体験、運送業界での低い立場、そして物流を支える誇り…。
トラックドライバーの悲喜こもごもを、視点が高い運転席から目にする「シアター」のような光景とともに描いた詩集『光る轍』が4月、優れた詩集に贈られる小熊秀雄賞に選ばれました。
作者は約30年間、大型トラック運転手として勤めてきた生駒孝子さん(62)。
心に引っかかることは裏紙に書き留め、ポケットに入れる。
そうして胸の内を形にする日々は続き、いつの間にか詩は心の支えになっていたそうです。
ハラスメントに離婚、子育てや介護との両立。
決して楽ではない道を歩んできましたが、作品にするのは、それだけではありません。
現場での何げない会話や、夜中の牛丼屋で温かな豚汁に緩む人々の頰。
深夜のコンビニで働く女性との交流。
そんなささやかな幸せも詩にして残しています。
生駒さんは、どんな人なのか。
詩はどういう存在なのか。