
← 本おたくとよもやま話22 août · 37 min
#138 『連続殺人鬼カエル男 完結編』
<p>『連続殺人鬼カエル男 完結編』<br>著者:中山七里<br>出版社:宝島社<br><a href="https://tkj.jp/book/?cd=TD079893](https://tkj.jp/book/?cd=TD079893)">https://tkj.jp/book/?cd=TD079893](https://tkj.jp/book/?cd=TD079893)</a></p><p><br>中山七里さんの大人気ミステリー「連続殺人鬼カエル男」シリーズの完結編。</p><p>残忍な手口で次々と殺人を犯す「カエル男」の正体とは?そして、彼に立ち向かう人々の運命は?シリーズを通して描かれてきた「刑法第39条」をめぐる議論もいよいよクライマックスを迎えます。</p><p>今回は、ミステリーの面白さに加え、物語の根底に流れる「人権」という重いテーマについても、よもやま話します。</p><p>誰にでも平等に与えられているはずの人権。その意味や価値を、本当に理解しているのか。当たり前のように存在しているからこそ、見過ごしてしまいがちな「人権」についても。<br><br>【話すこと】<br>・えなりが最近よく読んでいるミステリー小説。猟奇的な連続殺人事件を起こす「カエル男」<br>・「刑法第39条(心神喪失者の行為は罰しない)」の是非を問う、シリーズ共通の重いテーマ<br>・「ドンデン返し」の中山七里作品。今作も読者の予想を裏切る展開が待ち受ける<br>・日本人と人権概念。当たり前すぎて、普段はあまり意識しない「人権」の存在<br>・日本人って、あんまり人権概念がインストールされていない気がする<br>・人権は「例外がない」からこそ、犯罪者にも適用されるもの。「ちゃんとしてたらいいよ」でなんとかなるものではない<br>・こういうことを子供の頃に学んだほうがいいよね。ふわっとしていた道徳の授業<br>・人権概念のルーツ。絶対的な神と神ではない人間という西洋の考え方<br>・義務を果たさない人に人権は認められるのか。それはおかしくね???<br>・本の中の物語。39条の廃止をめぐる動き、戦争など特殊な例を用いて主張する人たち<br>・私の思う人権とは。そのスタンスは、ちゃんと持っておいたほうがいいよね<br>・民主主義に慣れきって、そのありがたみがわからず、暗に独裁主義を求める<br>・独裁者がいい人なら独裁主義でもいいけれど、それはねぇっていう<br>・歴史に学ぶはほんとにそう。今からでもちゃんと学ぶべきだよな<br>・死刑について。法律上の序列でいえば死刑が一番重いけれど、懲役でずっと閉じ込められている方が辛くないか<br>・死んだらそこで終わり。反省も何もない。あと死刑囚の待遇にも思うところが<br>・罰を与えるって難しい。人が悔い改めるために、一番効くのは「なにも言われないこと」じゃないか<br>・「目には目を」の報復刑と、更生を目的とする現代の刑罰。それぞれのメリットとデメリット<br>・権利の話と感情の話を、ごっちゃにしちゃうことがめちゃくちゃ多い<br>・本作は硬い作品ではなく、エンタメ作品を通じて、社会問題について考えるきっかけを得られるミステリー作品</p><p><br>一言<br>人権って大事。だからこそちゃんと知らないと</p><p><br>#よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #中山七里 #宝島社 #ミステリー</p><p><br>【番組へのご意見・ご感想などはこちらから】<br><a href="https://forms.gle/RE8URkPyLbRGPwNu5](https://forms.gle/RE8URkPyLbRGPwNu5)">https://forms.gle/RE8URkPyLbRGPwNu5](https://forms.gle/RE8URkPyLbRGPwNu5)</a></p><p><br>▼エピソード使用楽曲<br>Nakazaki-cho/のる<br>ダウンロードサイト → https://dova-s.jp</p>