
← #ワンますラジオ20 sep · 14 min
【産科麻酔#50】産後の入院中、母親は眠れていない——アクチグラフィーが測った睡眠3.6時間
<p>経腟分娩28例と予定帝王切開33例、計61例の産後入院中の睡眠と活動を、手首装着型アクチグラフィーで測ったスタンフォードのパイロット研究です。睡眠は両群とも悪く(睡眠1回あたりの中央値3.6時間)、睡眠効率・総睡眠時間・中途覚醒に差はありませんでした。睡眠中の体動指数(5.4 vs 7.2)と睡眠分断化指数(5.6 vs 19.0)は経腟分娩のほうが低かったものの、多重比較の補正後には有意差が残らず、一方で帝王切開群は産後0〜2日目の座位・軽度活動が有意に多く、こちらは補正後も残りました。産後の睡眠と産後うつの関係、手首装着型モニターを臨床で使えないか、という話まで広げています。</p><p>【このポッドキャストについて】</p><p>ワンランク上の麻酔科医になれる「#ワンますラジオ」</p><p>週3回、10分間で、臨床の現場で役立つエビデンスをコンパクトに解説。通勤時間や仕事の合間など、忙しい臨床の「すきま時間」にお聴きいただけるとうれしいです。</p><p>▼出演</p><p><a href="https://x.com/yusuke_mazda">松田祐典|産科麻酔科医</a></p><p>▼情報発信</p><p><a href="https://mazda.m-newsletter.com/subscribe">ワンますニュース</a></p><p><a href="https://note.com/yusuke_mazda">noteで論文について学ぶ</a></p><p><a href="https://yusukemazda.substack.com">Substackでワンますの裏側を見る</a></p><p>▼参考文献</p><p><a href="https://doi.org/10.1016/j.ijoa.2026.105274">Inpatient activity and sleep following vaginal versus scheduled cesarean delivery using actigraphy: an observational pilot study</a></p><p>▼Episode ID</p><p>2026_OCarroll_IJOA</p>